◇明治安田J1リーグ 神戸 3―1 名古屋(2026年10月31日 ノエスタ)
神戸は3発逆転勝ちでリーグ3試合ぶりの勝利を掴んだ。対名古屋は8試合負けなし。主役は1得点2アシストと全ての得点に関与したFW武藤嘉紀だ。
リーグ戦でのゴールは8月15日のFC東京戦以来、実に約2カ月半ぶり。公式戦では9月のACLEポート戦以来となる一撃だったが、久々の歓喜の裏には自己変革があった。
発奮材料となったのは雑誌の取材だった。「昔から見てくださっているライターの方に“少し大人しくなったよね”と言われて。確かにそうだな、と思いました」。チームプレーを優先するあまり、ゴールへの執着が薄れていた自分に気づかされたという。
「この一週間は“ゴール脳”にしようと思った。何が何でも今日決める、決めてチームを勝たせると考えていました」。試合前には疲労蓄積のリスクを負ってハードな筋トレを敢行。心身ともに良い状態を奪った。その成果が前半38分にわずかな隙間を狙うシュート精度と、MFエリキとFW小松蓮のゴールをアシストした冷静な状況判断につながった。
「やはり自分の価値を証明するのは得点やアシストといった目に見える結果」。24年リーグMVP男が、ここから量産体制に入る。
2026年10月31日 19時41分