日本サッカー協会とオフィシャルパートナーのキリンホールディングスが共催した「キリンファミリーチャレンジ2026 in大阪」が1日、J―GREEN堺で行われた。
年齢やサッカー経験の有無も関係なく試合を楽しめる「ウォーキングフットボール」のイベントで、サムライブルー戦士だった加地亮さん、柿谷曜一朗さん、なでしこジャパンW杯優勝メンバーの澤穂希さん、阪口夢穂さんが“選手”として参加。1歳から91歳までのプレーヤー298人が32チームに分かれて戦うピッチに加わって共に汗を流した。
「ウォーキングフットボール」はその名の通り、全員が歩いてボールをつないでゴールを競い合うサッカー。縦30メートル、横20メートルの狭いピッチ内は接触禁止で、相手が保持しているボールは取れないが、ボールを持つ選手は6秒以上キープできないルール。1チーム5人で戦うが、レジェンド4人は“6人目の選手”として敵、味方に分かれてプレーした。
試合ではミドルシュートを速歩きで追いついた加地さんがスライディングでクリアしたり、澤さんが「6秒以上持ってるよ!!」とアピールしたり、阪口さんがゴールを決めた子供とゴールパフォーマンスで一緒にぐるぐる回ったり、柿谷さんが歩いている選手に“股抜き”したり…サッカーの楽しさを一緒に味わっていた。
“歩くサッカー”の楽しさを聞かれた柿谷さんは「一番の魅力はジージ、バーバがあれだけ活発に動いて子供たちに頼りになるなと見せられること。僕も将来、ああやって孫に頼られるジージになりたいと思います」と笑った。加地さんは「僕はディフェンダーなんで、ボールを奪いにいけないことが難しかったです」と現役時代から染みついたDFの習性を払拭するのが大変だったと振り返った。
阪口さんは「私は堺の出身で、どこどこ中学です、どこどこ出身なんですって話しかけてくれて」と地元トークができたことを喜んだが、澤さんに「今のお子さんたちは私たちがW杯で優勝した後に生まれているので、私たちの存在は正直分からない。お母さんたちがあのお2人はW杯で優勝した凄い人たちだと一生懸命説明してくれて」とジェネレーションギャップに苦笑いする場面もあった。
柿谷さんは「セレッソもガンバもトップチームがちょっと調子良くないから、僕たちOBが大阪を盛り上げて未来のセレッソ、ガンバのスターをつくる機会になればと」と加地さんの方をちらりと見た。11月8日はG大阪のホーム・パナスタで大阪ダービーが行われる。「この試合に勝った方が上に行くきっかけにできる」と柿谷さん。ちなみに、柿谷さんの推しセレッソは「岡沢昂星」。加地さんの推しガンバは「やっぱジェバリかな」だった。
2026年11月01日 18時53分