ゴジラ映画のシリーズ最新作「ゴジラ―0.0(マイナスゼロ)」(監督山崎貴)が3日、全国448館で封切られた。
11月3日は、1954年に第1作が公開され「ゴジラの日」と呼ばれる。午前11時までの概算で、23年の前作「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」との比較で201%という驚異的な出足。前作の興行収入74億5000万円超えはもちろん、シリーズ最高の16年「シン・ゴジラ」(同82億5000万円)を抜いて初の100億円超えが確実視されるスタートダッシュを決めた。
公開館数は前作より70館ほど少ないものの全国31館で午前0時からの最速上映を実施。TOHOシネマズ新宿で26回、同日比谷で20回などヘビーローテーションで上映したことも数字を押し上げた。主演の神木隆之介(33)はこの日、都内で行われた舞台あいさつで「2倍ですか?感謝しかありません。ゴジラが愛されている、その愛の深さが伝わってきます」と表情をほころばせた。
神木が客席をあおった「タカシ」コールで迎えられた山崎監督も「凄くたくさんの人が楽しみにしてくれている熱気が感じられ、昨日からエゴサが止まりません」と照れ笑い。それでも満席の会場を見つめ、「緊張していろいろなことが頭の中で渦巻いていましたが、だいぶ届いたんだと実感できうれしく思います」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
「ゴジラ―0.0」は前作から2年後の1949年が舞台で、ゴジラに加えてキングギドラも登場し日本を再び絶望の淵へと追いやる。この日は山崎監督によるキングギドラのデザイン画も公開され、神木は「とんでもない怪獣で、見た瞬間、本能的に勝てないと思った」と、その強さに脱帽。「ゴジラと双璧を成すくらい大好きな怪獣」という山崎監督は、「子供の頃から見たかったキングギドラを自分で作ることができ、念願がかなった」とうれしそうに話した。 (鈴木 元)
2026年11月04日 05時24分