米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は3日(日本時間4日)、オリオールズが今オフ、主砲ピート・アロンソ内野手(31)を除くほぼ全ての選手について、他球団からのトレードの申し入れに応じる方針だと報じた。
先発投手、外野手、捕手の補強を目指しているという。注目されるのは、かつて球団の将来を担う中心選手と期待された遊撃のガナー・ヘンダーソン内野手(25)も対象に含まれることだ。2024年には37本塁打、21盗塁、打率.281、OPS.893を記録し、ア・リーグMVP投票で4位に入った。しかし、その後は故障にも悩まされ、今季は24本塁打、打率.225、OPS.712に低迷した。
ヘンダーソンは2028年シーズン終了後にFAとなる見通しで、来季年俸は1410万ドル(約22億円)と予測される。代理人は大型契約の交渉で知られるスコット・ボラス氏の事務所。球団との長期契約延長は容易ではないとみられる。ただし、オリオールズが積極的に放出を目指しているわけではなく、魅力的な交換条件が提示された場合に限られるという。
オリオールズは2018年から大規模な再建を進め、若手選手を集めた結果、2023年には101勝を挙げて地区優勝を果たした。しかし、その後は主力の伸び悩みが続き、ここ2年は勝率5割を下回った。今季途中には正捕手アドリー・ラッチマンをレッドソックスへ放出している。三塁手ではジョーダン・ウェストバーグやコビー・メイヨ、救援投手ではフェリックス・バティスタ、ライアン・ヘルズリーらもトレードの検討対象となり得る。
今オフのFA市場には鈴木誠也やランディ・アロザレーナらもいるが、獲得には多額の資金が必要となる。大型FA補強に慎重なオリオールズが、トレードを通じて戦力の再編に成功できるのか、注目される。
2026年11月04日 09時54分