昨季前半までともにガーディアンズに所属したエマニュエル・クラセ被告(28)と、ルイス・オルティス被告(27)の「不正投球疑惑」に関する裁判が2日(日本時間3日)、ニューヨークの連邦裁判所で開廷した。裁判は21日間開廷する予定。
3日(同4日)には12人の陪審員と6人の補欠者が選定された。だが陪審員対象者の中には、過去のガーディアンズの試合での「賭博」経験を明かす者もいて、選定にかかる時間は予想をはるかに上回り長引いた。
2人には、昨季シーズン中までに意図的に「ボール」球を投げ、見返りに金銭を受領した八百長疑惑がかけられており、4件の刑事容疑案件全ての罪状が有罪判決となれば、最大で「禁錮65年」に処される可能性がある。
クラセは、23年5月から賭博師と共謀。オルティスはパイレーツから25年にガーディアンズに加入し6月に計画に加わったと見られる。
証人にはガーディアンズのマイク・チャーノフGM、現役選手のオースティン・ヘッジズらが含まれ、球団側、選手を巻き込みMLB全体が騒然としている。
クラセは通算182セーブ(21勝26敗)で、22年から3年間40セーブ以上をマーク(25年は24S)した強力守護神だった。同3年間最多セーブのタイトルを獲得し、この3年間球宴にも出場している。
直近で球宴に出場経験がある元守護神の出廷も、GMや現役選手が証言台に立つことも異例で、米国全体でも注目の裁判となっている。
2026年11月04日 09時49分