◇明治安田J1リーグ FC東京4ー0東京V(2026年10月17日 味の素スタジアム)
FC東京が味スタで東京Vとの“東京ダービー”を4―0で制した。前半18分に、自陣でこぼれ球を争った相手FW染野の振り上げた足裏が、DF稲村の頭部に入る危険なプレーで一発退場。数的優位に立った青赤は、圧巻のゴールショーを演じた。
同41分、左CKから歓喜の瞬間が訪れる。DFショルツが、MF俵積田が蹴り込んだ左CKを頭で合わせ、ゴールネットを揺らして待望の先制点を奪う。殊勲のショルツは、こう胸を張った。「セットプレーからのヘディングでのゴールは日本では2点目。1点目は浦和で取って、きょう東京に来て初めて頭で取ることができたよ。ただ、そこまでヘディングが得意な選手じゃないけど、点が取れて良かったよ」
1―0で迎えた後半立ち上がり6分には右サイドに開いたショルツがクロスを上げると、これが相手MF柴戸の手に当たってPKを獲得。日本語で「グウゼン」と言って笑う。それをFWマルセロ・ヒアンがしっかりと沈め、リードを広げる。
その後は同23分にFW長倉、大トリは試合終了間際にFWダビ・ゴメスがJ1初得点を挙げて4発快勝。攻守がかみ合い、16年シーズンから17年シーズンに掛けて記録した6連勝以来となる5連勝を飾った。ショルツは、攻守がかみ合う現在のチームの強みをこう表現する。「本当にバランス良くできている。東京の強みは高い位置でプレーできていること。相手がボールを奪っても、ゴールから遠くてなかなか出てこられない。セカンドボールを回収して2次攻撃も仕掛けられている」
宿敵を倒し、次節は柏との上位対決に臨む。頼れるDFは「この試合を忘れて重要な次の試合にフォーカスしていく。それは変わらない」と言い、かぶとの緒を締め直した。
2026年10月17日 18時45分