◇明治安田J1リーグ第10節 鹿島2―0長崎(2026年10月17日 メルカリスタジアム)
鹿島はホームで長崎に2―0で勝利。リーグ戦では8月以来の連勝となった。開始1分、FWチャブリッチ(32)が相手DFに倒されていきなりPKを獲得すると、FWレオ・セアラ(31)が決めて先制。得点ランク首位を独走する今季12点目を挙げた。
勢いは止まらない。同5分にはMF林晴己(22)のスルーパスに抜け出したFWチャブリッチがGKとの一対一を制して加点。この日コンビを組んだ外国人2トップが躍動し、開始数分で一気に主導権を握った。
ゆっくりとした助走から冷静に右上に蹴り込み、3戦連発となったレオ・セアラは「PKは常に練習しているし、いい準備ができていた」としたり顔。「時間をかければGKとの駆け引きにもなる。立ち上がりだったので勢いのままいかず、決め切ろうと思った」と振り返った。
この得点でJ1通算87得点となり、神戸やG大阪などでプレーしたFWレアンドロと並ぶ外国籍選手歴代9位に浮上した。この日は“相棒”FW鈴木優磨とのコンビではない中で、下がってボールを受けるなど試合をコントロール。「いつもと与えられる役割は少し違い(試合を)組み立てる方に力を使った。その中でも自分ができることをやり続けた結果だ」と手応えを口にした。
リーグ戦では9試合で12得点。1試合を除き、出場した試合では必ず得点を決めている。この日も後半40分にベンチに退くまで、攻守にフル回転。連戦の疲れを感じさせないプレーぶりを見せつけた。「連戦の中でも大事なのは回復すること」とコンディション面の重要性を強調した上で、母国ブラジルから家族が駆けつけていることも要因だという。「小さい子供と奥さんにサポートしてもらって、しっかり自分の休息に時間を充てられている。周りのサポートを含めてしっかりやるべきことができている」と話すと「練習の積み重ねが試合に出てくる。このままやっていきたいね」と頼れる助っ人が力強く得点量産を誓った。
2026年10月17日 19時57分