西武で監督、GMを歴任した渡辺久信氏(61)が16日に放送された文化放送の1時間45分特番「プロ野球ドラフト直前スペシャル!『浜松町ウラオモテ座談会2026』」(後7・00)に出演。西武のGM時代、ドラフト前に指名候補選手の試合を視察しに行こうとしたところ、担当スカウトからまさかのNGが出たことを明かした。
この日は“高校野球大好き芸人”として知られるお笑いタレント・いけだてつや(43)とともに22日に開催されるプロ野球ドラフトについてトーク。いけだがセ・リーグ6球団、渡辺氏がパ・リーグ6球団の1位指名選手を予想した。
そのなかで渡辺氏は「私も(選手視察に)行ってましたけど、ライオンズのスカウトって一番だと思います、質とか、見抜く能力とか。ライオンズってすげーなって。ライオンズって育成で獲った選手もどんどんどんどん支配下になって活躍するじゃないですか」と古巣スカウトの“見る目”の高さを回想。
「極端な話、いっぱい育成で獲って、そのなかから出てくるってあるじゃないですか。ライオンズはそんなにいっぱい獲ってなかった時代から、だいたい支配下にいい選手が出てきますよね」と語った。
「目だし、スカウトの執念ですよ」と西武スカウト陣への尊敬が止まらない渡辺氏。思い出深いのが、2021年育成ドラフト2位で西武入りした滝沢夏央内野手(23)だ。
「体ちっさいし、なかなかプロでって感じじゃなかったんですけど、うちの担当スカウトは“絶対ほしい”って。“守備だけだったらNo.1”って。だったら俺も見よう、と。それだけ推すから見たいじゃないですか。でも、“見に行こうかな”って言ったら“GMは見ないでください!”って。“見に来ないでください!”って言われたんです。“GMが来ると目立つから”って。私がいると、デカいし、目立つし。“西武ライオンズ本気だなって思われるから困る”って」
渡辺GM(当時)が球場に現れると目立ってしまい、他球団にも目をつけられて滝沢をさらわれることだけは避けたい。滝沢に惚れ込んだスカウトの必死の“阻止”で渡辺氏は視察を断念し、指名にこぎつけたのだとうれしそうに話していた。
2026年10月18日 19時05分