阪神などで通算474本塁打を記録した本紙評論家の田淵幸一氏(80)が25日、文化放送「生島ヒロシの日曜9時ですよ~」(日曜前9・00)に電話出演し、巨人がドラフト1位で指名した織田翔希投手(横浜)の今後についてコメントした。
松井秀喜新監督の就任発表前日の22日に行われたドラフト会議で、巨人はメジャー挑戦の意思を表明していた織田を指名し、驚かせた。
田淵氏は、ドジャース大谷翔平投手を例に挙げた。大谷も同じようにメジャー挑戦を表明しながら、日本ハムの栗山英樹監督(当時)に口説かれてNPBを経験。3年後に再び海を渡った。「大谷も3年間やりましたけど、やっぱり高校からすぐ行って、アメリカで成功するっていうことはね、我々にはどうも考えられない」。理由として体作りを挙げた。
「なぜならば、体ができてないですもん。ましてやアメリカのトレーニングコーチが、じゃあ一緒に教えてあげましょうなんて、そんな親切心はないですから。向こうに行ったら1人ですからね」
さらに、ドジャース佐々木朗希投手の名も挙げ、「そういう意味じゃあ、ロッテで佐々木が早めに行ったでしょう?そしたらやっぱり体はついていかないですよ。今、リリーフしかしてないけどね」と分析。「160キロ投げるかもしれないけど、やっぱり体っていうのは一番大事だし、体力的にもね、やっぱり長持ちせんでしょう」と見通した。
パーソナリティーの生島ヒロシから「じゃあ焦らないで、ここはじっくりジャイアンツに入って?」と問われると、田淵氏は「まあそうなっちゃうね」と見解を口にした。
大谷を説得した栗山氏のように、メジャー志向が強い織田を口説き落とせるか。松井監督にとって、最初の大仕事になる。生島が「その役割はやっぱり松井秀喜さんでしょうね」と話すと、田淵氏も「そうそう、それしかないでしょう」と同意。「だから織田も今、50-50じゃないけどね、本当に迷ってると思いますよ。どっちに行こうか」と、織田の心中を察した。
2026年10月25日 16時21分