◇ワールドシリーズ第3戦 ブルワーズ10―1レイズ(2026年10月26日 セントピーターズバーグ)
ブルワーズのジャクソン・チョウリオ外野手(22)が26日(日本時間27日)、敵地でのレイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・左翼」で先発出場。5打数4安打1打点の大暴れでチームの3連勝に貢献した。
初回の第1打席で中前打を放つと、3回の第2打席も1死から左前打でチャンスメーク。二進後、イエリチの左前適時打で先制ホームを踏んだ。5回の第3打席も中前打で出塁すると、チュラングの適時内野安打で生還。この回、打線がつながり、チュラングから9番・ハミルトンまで5者連続適時打を放つと、なおも2死一塁で1イニング2度目の打席を迎え、右中間を破る適時二塁打を放ってレイズにとどめを刺した。
試合後はこの日の勝利を「家族に、そして全てのブルワーズファンに捧げたい」とし「繰り返しになるが、本当に家族に捧げたい。家族は私にとっての全て。特に彼らがここに来てくれ、物理的にそのサポートを感じられることは、私にとって世界で一番意味のあること」と家族の支えがあるからこそ、大舞台でプレーできていると感謝した。
実はチョウリオ一家はバスケットボールが大好きな家族で、チョウリオのミドルネーム「ブライアン」はNBAレイカーズで活躍した故コービー・ブライアントさんにちなんで名付けられた。
また、ガーディアンズ傘下マイナーでプレーする弟のジェイソンのミドルネーム「オニール」もコービーさんの“相棒”として知られたシャキール・オニール氏にちなんでいる。
さらに、もう1人の弟のミドルネーム「ジェームズ・アンソニー」はレブロン・ジェームズとカーメロ・アンソニーから由来しているそうで、いずれもミドルネームにNBA選手の名前が入っている。
チョウリオ自身もこの日の試合後、コービー・ブライアントさんのような活躍ができたかとメディアから質問が飛ぶと「コービーは、史上最高のバスケットボール選手の一人だった。彼の本を読む機会もあったんだ」と語り「彼が持っていた『規律』こそ、偉大な選手から学ぼうとするとき、そういう部分を取り入れようとする。彼らから学べる小さなことを一つずつ自分のものにして、自分自身のプレーに取り入れていく。僕も少しはそれができているといいね」と少しずつ近づきたいとリスペクトした。
マーフィー監督は9月上旬に新人時代から異次元の活躍を見せたコービーさんと比較して、チョウリオの成長曲線を称えていたが、この日改めて「私が彼をコービー・ブライアントに例えたのは、彼(チョウリオ)の名前がコービーにちなんで付けられたからだよ。言いたいことは分かるだろう? 彼はコービーが大好きなんだ」とニッコリ。「20歳でメジャーの世界に飛び込み、あれだけのことをやっている。どう言えばいいかな。彼がコービーと同じだと言い切るつもりはないよ。コービーが20歳の頃にどんな選手だったのか、私も正確には分からないからね。ただ、この若者が今やっていることは、本当に特別だよ」と目を細めた。
2026年10月27日 14時48分