◇第51回社会人野球日本選手権大会1回戦 王子5―4JR西日本(2026年11月3日 京セラドーム)
2年前の再現はならなかった。2024年の日本選手権で、この日と同じ11月3日の第3試合で王子と対戦し勝利していたJR西日本は、悔しい逆転負け。1番打者として適時打を含む2安打2打点と奮闘した4年目の杉本涼も悔しさを隠さなかった。
「昨年のこともあったので1番打者がどれだけ重要な役割かは分かっていた。調子は正直、良くなかったので腹をくくって…。勢いを付けられるようにと考えていた」
昨年の日本選手権1回戦でHonda鈴鹿・井村勇介に完全試合を達成された。1番で出場した杉本ももちろん3打席無安打。4打席目は回ってこなかった。
2年前の王子戦でも「1番・遊撃」で出場し決勝打を含む2本の適時打で3打点の活躍。この日も初回に左中間二塁打を放って昨年の悪夢を払拭すると、チームも勢い付き先制のホームを踏んだ。3点を追う7回1死二、三塁では青色で染まった一塁側の大応援に力をもらい右前に2点タイムリーを放った。2大大会では2年前の王子戦の決勝打を最後に18打席連続ノーヒットで、ちょうど2年ぶりの安打で気を吐いた。
「(王子の1番を打った)平野は3本打っている。あそこで負けている。そのあたりをもっと突き詰めて(来年は)勝ちたい」
25年の都市対抗から2大大会は全て初戦敗退。勝利を勝ち取るためには1番打者・杉本のさらなる成長が求められる。
2026年11月03日 22時01分