◇ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 レイズ7―3ガーディアンズ(2026年10月17日 クリーブランド)
ア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)第4戦が17日(日本時間18日)、クリーブランドで行われ、レイズがガーディアンズを下し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。
中心打者が確実に仕事を果たした。0―1の3回、2死から1番・ディアスが右中間二塁打で出塁すると2番・アランダがガーディアンズ2番手・グリフィンのスイーパーを捉え、中前に同点打を放った。アランダの今シリーズ初安打となる同点打でレイズ打線は勢いづいた。
6回には無死からの連続四球で一、二塁の好機を築くと、15日(同16日)の第3戦で4打席4三振を喫した3番・カミネロが相手3番手・エスピノの97.9マイル(約157.6キロ)直球を捉え、左翼線に勝ち越しの二塁打。静まり返る敵地の中、カミネロは二塁上で絶叫し、喜びを表現した。
2―1の7回には持ち味の機動力を絡めて追加点を挙げる。無死一、二塁からダブルスチールを成功させ、好機を拡大。1死後、アランダの右前2点打、さらに1死三塁から3番・シンプソンの右犠飛で3点を挙げてリードを広げ、勝利への流れを引き寄せた。5―3の9回には無死から右前打で出塁したパラシオスを確実に送りバントで二塁へと進め、1番・ディアスが右越えに2ラン。効果的に得点を積み重ねた。
投手陣も踏ん張った。18年から日本ハム、ソフトバンクで活躍し、NPB通算21勝を挙げた先発のマルティネスが奮闘。初回に先制点は失ったが、2回以降は3イニング連続3者凡退でリズムをつかみ、5回1/3を1失点と好投し、流れを導いた。
6回2死一塁の場面からは13日(同14日)の第2戦で6回無失点と好投し、チームを勝利に導いたペラルタを投入。継投でガーディアンズ打線の追い上げをしのぎ、4点リードの最終回はレギュラーシーズンでリーグ最多タイの41セーブを挙げた絶対的守護神のベーカーが締めた。
今シリーズは前日16日(同17日)が悪天候のため中止となり、移動日なしの最大4連戦となることが決まった。レイズが今シリーズを制すれば20年以来6年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出が決まる。98年の球団創設以来、悲願の初めてのWS制覇に向け、勢いを取り戻した。
2026年10月18日 12時20分