巨人の来季監督に、球団OBでヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏(52)が就任することが23日、分かった。日米507本塁打の希代のスラッガーは12年限りで現役を引退後、春季キャンプで臨時コーチを務めるなど古巣と関わってきた。球団、ファンが待ち望んできた「松井監督」が誕生する。午後に記者会見を行う。
日本での「松井伝説」の始まりは、言わずと知れた星稜(石川)3年時の92年夏の甲子園だ。4番で出場した同年8月16日の明徳義塾(高知)戦で5打席連続敬遠を経験。“悲劇のヒーロー”として日本中から同情されたが、同年ドラフト1位で巨人入りし、入団会見では「ファンに夢を与えるプレーヤーになりたい」と語っていた。
当時の長嶋茂雄監督が掲げた「4番千日計画」のもと、付きっきりで指導を受けた。新人だった93年5月2日のヤクルト戦(東京ドーム)では9回に高津臣吾から弾丸ライナーで右翼席へ運ぶプロ1号を放った。この年はセ・リーグの高卒新人最多記録である11本塁打をマークした。
2年目の94年には全試合に出場して打率・294、20本塁打、66打点を記録してレギュラーに定着した。4年目の96年は打率・314、38本塁打、99打点でリーグ優勝に大きく貢献して初のMVPに輝いた。
98年は34本塁打、100打点の打撃2冠で、自身初の打撃主要3部門のタイトルを獲得。その後は01年に首位打者を獲得。02年は不動の4番としてリーグ優勝&日本一の原動力となり、50本塁打、107打点で3度目の打撃2冠を獲得した。自身3度目の日本一に貢献した、この年を最後に、FA権を行使して念願だったヤンキースへ移籍。戦いの場をメジャーに移した。
2026年10月23日 12時19分