巨人の来季監督に、球団OBでヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏(52)が就任することが23日、分かった。日米507本塁打の希代のスラッガーは12年限りで現役を引退後、春季キャンプで臨時コーチを務めるなど古巣と関わってきた。球団、ファンが待ち望んできた「松井監督」が誕生する。午後に記者会見を行う。
松井秀喜氏の助言によって飛躍を遂げた一人が現ブルージェイズの岡本だ。岡本が巨人でプロ4年目だった18年の宮崎での春季キャンプ。3度目の臨時コーチを務めた松井氏は初日からフリー打撃に熱視線。真後ろや右斜め後ろなど場所を変えてじっくり観察した。最後はサンマリンスタジアム内のミラールームでマンツーマン指導。「軸足に体重を残す」打法を伝授された。
マイナー時代のヤンキース・ジャッジにも送った金言と同じ。「やっぱり何かを変える時や何かを意識するときは、自分が思っている以上に意識しないと変わらないということ。本当に強く思った」と岡本。その年、22歳の大砲は6月には「巨人軍第89代4番」に座るなどレギュラーに定着。打率・309、33本塁打、100打点と大ブレークした。そこから30本塁打を史上9人目となる6年連続でマークするなどNPB通算248本塁打と球界を代表するスラッガーに成長した。
今季から海を渡りブルージェイズの主軸として活躍。松井氏が04年に放ったメジャー最多の31本塁打を上回る33本塁打、打率・232、92打点と1年目から結果を残した。
2026年10月23日 12時23分