野球評論家の武田一浩氏(61)が自身のYouTube「武田一浩チャンネル」を更新。今回のワールドシリーズで見えたメジャー野球の変化を指摘した。
ブルワーズとレイズの対決となったワールドシリーズ。両チームは“スモールベースボール”を取り入れて勝ち上がってきた。
初の世界一に輝いたブルワーズはシーズンの総本塁打は154本だが、リーグ4位の162盗塁に19犠打を絡める野球でナ・リーグ中地区優勝。リーグ優勝決定戦でも犠打や足を駆使してドジャースを切り崩した。
レイズはア・リーグ最多の164盗塁に42犠打でリーグ最高勝率・605を記録した。
武田氏は「ホームランも出るし、日本のスモールベースボールとはちょっと違うけど、それを取り入れたチームがワールドシリーズで当たったってことは他のチームもやっぱりやらなきゃいけないってことだよね。勝つためには」と説明した。
一時期の“OPS信仰”も薄れ、送りバントなどフォア・ザ・チームに徹する選手の起用が勝利には重要になっている。
武田氏は「やらないと勝てないって議論になると野球も変わってくるんじゃない?いつもやるわけじゃなく、大事なところで出来る練習は必要になるんじゃないかな」と指摘した。
スモールベースボールを導入するブルワーズが結果を出した。「世界一になったからまねする球団が出てくるんじゃない?米国の野球がどう変わるか楽しみ」と、知将パット・マーフィー監督(67)がメジャーを変える可能性を示唆した。
一方、ドジャースはシーズン204本塁打も盗塁数72、犠打数6。故障者が続出したこともあったが、今季の潮流とは戦いがかけ離れていた。
武田氏は「ホームランは出るけど小技が出来る人もいればやっぱり強くなる。競った試合で切り崩していける。ロバーツ監督は批判されてるけど、何も変わらなければ来年もブルワーズに勝てない」と言及した。
2026年11月01日 18時35分