今季、球団創設以来初のワールドシリーズ制覇を果たしたブルワーズが、早くも来季に向けた戦力再編に動き出した。2日(日本時間3日)、正捕手ウィリアム・コントレラスの年俸1450万ドル(約22億9000万円)の球団オプションを行使したと発表した。同日、米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が伝えた。
コントレラスは攻守の中心選手で、ワールドシリーズでMVPを獲得するなど世界一にも大きく貢献した。ブルワーズは主力捕手を確保する一方、救援右腕アントニオ・センザテラの1400万ドル、控え捕手ゲーリー・サンチェスの850万ドルの契約オプションは行使しなかった。
また、ジェーク・バウアーズ内野手には1年2315万ドルのクオリファイング・オファー(QO)を提示。一方、右腕ダスティン・メイは2000万ドルの相互オプションについて、選手側が行使を見送った。
40人枠の整理も進め、外野手アキル・バドゥーはウエーバーを通じてパイレーツに移籍。救援投手ブライス・ウィルソンとジャレッド・ケーニグも40人枠から外れた。ケーニグはすでにFAを選択しており、ウィルソンにも同様の権利がある。
ブルワーズは限られた予算の中で、選手の育成と適材適所の起用を徹底し、メジャー最高勝率から世界一へと駆け上がった。頂点に立っても、その基本方針は変わらない。主力を確保しながら、契約条件と戦力のバランスを見極める。球団が掲げる「WIN OUR WAY(自分たちのやり方で勝つ)」の哲学は、オフのチーム編成にも貫かれている。
2026年11月03日 08時29分