ドジャースのオーナー、マーク・ウォルター氏(66)が、保有するF1のキャデラック・チームの売却を進めていると、スポーツビジネス専門メディア「Sportico」が2日(日本時間3日)に報じた。売却希望額は少なくとも30億ドル(約4738億円)で、すでに7つ以上の買収希望者が関心を示しているという。
キャデラックF1チームは、ウォルター氏が率いる投資会社TWGグローバルのモータースポーツ部門に属している。同部門はインディカーやNASCARにも参入。キャデラックはF1に10年ぶりの新規参入を果たしたチームだが、今季はここまでポイントを獲得できず、苦戦が続いている。
TWGグローバルは8月下旬、キャデラックF1を含むモータースポーツ事業からの撤退を検討していないと公式に表明していた。それだけに、今回の売却報道は方針転換を示すものとして注目される。
ウォルター氏は今年、NBAのレイカーズを125億ドルで売却することに合意し、10月末に手続きを完了した。さらに、ビジネスパートナーのトッド・ベーリー氏とともに、サッカーの英プレミアリーグ・チェルシーFCの保有株式売却も発表している。
一方、ドジャースについては売却を明確に否定。先週、米紙カリフォルニア・ポストのインタビューで「何があっても球団を保有し続ける。今後10年以上にわたって勝ち続けるつもりだ」と語り、長期的な球団経営への意欲を示した。
相次ぐスポーツ関連資産の売却が報じられるなか、ドジャースだけは保有を続ける姿勢を鮮明にしている。
2026年11月03日 09時14分