米野球殿堂は2日(日本時間3日)、現代野球部門の監督・球団幹部・審判員を対象とする殿堂入り候補8人を発表した。監督ではダスティ・ベーカー(77)、ブルース・ボウチー(71)、ジョー・マドン(72)、ルー・ピネラ(83)の各氏が名を連ねた。12月6日にサンディエゴで開催されるウインターミーティングで、16人の委員による投票が行われ、75%に当たる12票以上を獲得すれば殿堂入りが決まる。同日、AP通信が報じた。
注目されるのは、イチローが2001年にマリナーズへ移籍した際の監督だったピネラ氏だ。1993年から2002年までマリナーズを率い、イチローが加入した01年にはメジャー史上最多タイとなるシーズン116勝を達成。メジャー1年目から首位打者、盗塁王、新人王、MVPに輝いたイチローを1番打者として起用し、歴史的な快進撃を支えた。監督通算1835勝を挙げ、1990年にはレッズを世界一に導いた。過去2度の殿堂入り選考では、いずれも当選に必要な12票に1票届かない11票を獲得している。
ベーカー氏は監督通算2183勝を挙げ、2022年にアストロズで世界一を達成。ボウチー氏はジャイアンツで3度、レンジャーズで1度の計4度、ワールドシリーズを制覇した。マドン氏は2016年、カブスを108年ぶりの世界一に導いた。球団幹部では、アスレチックスの黄金時代を築いたサンディ・アルダーソン、ジャイアンツの3度の世界一を支えたブライアン・セイビアン、元ブレーブスオーナーの故テッド・ターナー、元ナ・リーグ会長のビル・ホワイト各氏が候補となった。
選出者は来年7月25日、全米野球記者協会(BBWAA)の投票で選ばれる選手たちとともに殿堂入りする。
2026年11月03日 08時13分