米球界入りを希望する横浜(神奈川)の最速157キロ右腕・織田翔希投手(18)が4日、横浜市内の同校でMLB球団との面談をスタートさせた。
10月のドラフト会議で巨人から1位で強行指名を受け、進路が注目されている。メジャーとの面談を優先し、巨人との交渉は未定。ドジャース、ヤンキースなどのMLB12球団の関係者が17日までに同校を訪れ、直接ラブコールを送る。
面談初日となったこの日の午後、かつてダルビッシュ有らが在籍したことで知られるレンジャースの関係者が訪問した。
2日に取材対応した同校の村田浩明監督は「4日から(MLB球団と)面談を行っていきます。人生の中で大きな決断をしますので、“しっかり話を聞いてこい”と話をしています」と説明していた。
今夏に甲子園大会最速の156キロも記録した「令和の大怪物」。10月中旬に行ったNPB12球団との面談は1球団約30分だったが、村田監督が「(決断できる環境をつくるために)しっかり時間をかけて」と、今回は1時間~1時間30分に設定された。17日までメジャー球団の「織田詣」が続く。
織田は10月上旬に渡米し、MLBの試合や大学の環境を視察し、同15日の会見でMLB球団との契約、米大学進学を含めた米球界挑戦を表明した。だが、巨人がドラフト1位で強行指名し、松井新監督が就任するなど状況は急変。文字通りの日米争奪戦。獲得競争を控える18歳にかかるプレッシャーは大きい。村田監督は「ちょっと顔にニキビができたりしているんで“大変だよな…”って話をして」と気遣っていた。
▽主な高校生のメジャー球団との面談 12年の花巻東(岩手)・大谷は、9月20日に佐々木洋監督と面談(大谷同席せず)したドジャースをはじめ、レンジャーズ、レッドソックスと同校で面談。10月25日のドラフト会議で1位指名した日本ハムは、11月26日に当時の栗山監督が直接出馬も一度、交渉終了。だが、12月3日に再交渉し、同9日に入団表明した。また、09年の同・菊池は10月16日から米8球団を含む日米20球団と面談し、レンジャーズは現役のデレク・ホランド投手が同席。ドラフト会議4日前の同25日に涙の米断念を表明した。
2026年11月04日 14時11分