日本サッカー協会(JFA)は6日、東京都内で会見を開き、28年ロサンゼルス五輪世代のU―21日本代表が参加する海外(スペイン、エジプト)遠征メンバーを発表した。大岩剛監督(54)が登壇し、今夏W杯に出場するなどA代表に定着していたFW塩貝健人(21=ウォルフスブルク)を招集した意図を説明した。
大岩監督は五輪世代には常に早期A代表入りを求め、パリ世代を率いた第1次政権から「A代表経由の五輪」と繰り返してきた。その言葉を体現するかのように塩貝も3月の国際Aマッチウイーク(IW)でA代表に初招集され、以降は森保ジャパンでメンバー入り。ロス五輪世代の活動に参加するのは昨年9月のU―23アジア杯予選以来となる。
塩貝を巡っては、今夏のW杯決勝トーナメント1回戦ブラジル戦前に「昔(のブラジル)は強かった」などという自身の発言が大炎上した。A代表は今月のシンガポール遠征でブラジル戦に臨むため、“因縁”の相手との対戦を目指していたが選外。4日のA代表メンバー発表会見で森保一監督は「いろいろと(U―21の大岩監督と)コミュニケーションを取りながら選出した。あとは大岩監督に聞いてもらえれば」と話し、注目を集めていた。
この日の会見で、塩貝が五輪世代、後藤啓介(フライブルク)がA代表に選出された意図を質問された大岩監督は「シンプルで、2人を比較することはなく、出てる出てないは別として現在の状況と、どのグループで招集した時に彼らにとって一番良いのかを日頃からコミュニケーションを取っている。A代表だからとか、U―21代表だからとか抜きにして、力を発揮してほしい」と話した。
2026年11月06日 13時39分