日本サッカー協会は6日、28年ロサンゼルス五輪男子の出場を目指すU―21日本代表の海外(スペイン、エジプト)遠征メンバー25人を発表し、16歳のMF三井寺眞(横浜M)が名を連ねた。有望株アタッカーが“2階級飛び級”で初選出。クラブを通じたインタビュー動画で「うれしかったし、選ばれたからにはやるしかないなという気持ち」と意気込んだ。
三井寺はこの日、横浜Mのクラブハウスがある神奈川県横須賀市内で全体練習に参加。招集を知らされた時の心境を「びっくりした。まったく想像してなかった」と初々しくコメントした。
緩急自在のドリブルを駆使する攻撃的なレフティーだ。街クラブのフォーリクラッセ仙台(現フォーリクラッセ東北)出身で、25年には東北地方のU―15リーグ最上位カテゴリーの東北みちのくリーグ1部で18試合26得点と驚異的な決定力を発揮。Jリーグ20クラブ以上による争奪戦の末に横浜Mに加入し、16歳の誕生日を迎えた今年4月2日にプロ契約した逸材だ。
8月のリーグ開幕・鹿島戦でいきなりJ1デビュー弾を挙げると、今季ここまでリーグ戦10試合2得点。9月29日のルヴァン杯2回戦・J2山形戦の接触プレーで上顎(じょうがく)骨を骨折し、戦列を離れたが、現在は回復して試合復帰している。
今回の海外遠征ではU―21スペイン代表、U―21エジプト代表と対戦する。16歳の超新星は「自分の長所であるドリブルやゴールに向かうプレーを見せたい。(スペインとエジプトは)どちらもいい対戦相手なので日本の代表として何ができるか楽しみ。短所である守備の強度や球際も海外選手相手に少しでも成長してチームに戻って来たい」と決意を示した。
2026年11月06日 16時39分