中日の元リリーフエースで、昭和のプロ野球界で“速球王”と呼ばれた鈴木孝政氏(72)が3日に放送されたBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。長嶋茂雄&長嶋一茂親子と公式戦で唯一対戦した投手として当時の感想を語った。
番組MCを務める徳光和夫(85)から「鈴木さんはですね、これはちょっと驚きなんですが。鈴木さん、現役時代に、長嶋茂雄さんの現役と、あのどうしようもない息子の一茂と。二人と対決したことがあるっていう…」と、昨年6月に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんとその長男で元ヤクルト、巨人のタレント・長嶋一茂(60)の双方と公式戦で対戦した唯一の投手(オープン戦も含めると元阪急・山田久志も親子双方と対戦)であることについて話を振られる。
すると、「なんか…その一人だそうですね」と知っていたという鈴木氏。
1972年ドラフト1位で中日入りした鈴木氏。同じ千葉県出身の長嶋茂雄さんとはプロ2年目の1974年に初対決となったが、「長嶋さんが辞める年。ぎりぎり間に合ったですね」と振り返る。
鈴木氏にとっては「憧れどころじゃありませんからね、本当に神様。天の上の人」という存在だという。
徳光に「一茂くんの時はどうでした?」と聞かれると「いやぁ~一茂くんはねぇ…。一応、鳴り物(入り)で来てましたから」と1987年ドラフト1位でヤクルト入りした経歴に触れる。
そして、「一茂がスライダーで三振したんですよ」と1988年4月12日のヤクルトー中日戦(神宮)に代打で出場した一茂がプロ初三振を喫した投手が自分だと明かし、「次の日の新聞に“手も足も出なかった”って書いてあるんですよ。えぇ~っ?あの甘いボール、手も足も出ねーのかよオイ!」と苦笑いを浮かべた。
それでも「一茂くんはね、会うと必ずあいさつしてくれるんですよ」と人柄には好印象を抱いているという鈴木氏。徳光氏も「そうでしょ?」とうれしそうだったが、鈴木氏は「お父さんの教育が良かったんだなって。どうしてもお父さん中心になるんですね」とあくまで“長嶋茂雄ファン目線”で語った。
なお、長嶋茂雄さんとの初対戦時には「まず思ったのが“俺が投げるボール、長嶋さんが打ってくれるの?”ですよ」というのが正直な感想。「随分いろんな選手とやりましたけど、長嶋さんだけですね、敵とは思えなかったのは」と最後まで憧れを超えた“神様”みたいに感じていたそう。
「6回対戦してますよね。でも6打数3安打ですからね。これは覚えてますね。二塁打、ホームランですからね」とミスターとの対戦成績は完全に記憶。「三振はインハイの真っすぐだったと思います。空振りだったですね」と通算1三振についても懐かしそうに振り返っていた。
2026年11月04日 19時43分