◇東都大学野球1・2部入替戦 駒大3―5立正大(2026年11月4日 神宮)
駒大の最速158キロ右腕・仲井慎(4年=下関国際)が1球に泣いた。8回まで立正大を1安打無得点に抑えながら、9回1死から2安打と四球で満塁とされ、3番・三浦天和(2年=東邦)に決勝の中前2点打。後続にもタイムリーを浴びマウンドを降りた。
結局、8回1/3で5安打5失点KO。持ち前の直球にスライダー、チェンジアップなど変化球はさえたが、最後に力尽きた。
「最少失点で抑えなきゃいけなかったけど…。そこが反省点です」。118球目のスライダーが甘く入り痛打されると、勝敗は決したのかもしれない。
それでもオリックスからドラフト2位指名された実力は十分に示した。この日も152キロの直球に変化球を織り交ぜ、9回までスキは見せなかった。
スタンドで見守る担当の佐野如一スカウトは「力感なく投げていてスピードが出ている。どの球種もコーナーを突いているし、長いイニングを投げられるのが魅力」とうなずいていた。もしバックが早い回に援護していれば、展開は変わっていたかもしれない。
初戦を落とし気落ちしながら、エースの自覚は強く感じていた。「去年(1部から2部に)落としているので、1部に上げないといけない」。6日は仕切り直しの2回戦。計119球を投げたため、中1日での登板は微妙だが「勝てる準備はしたい」と必死に気持ちを切り替えていた。
2026年11月04日 19時37分