◇米女子ゴルフ TOTOジャパンクラシック
国内唯一の米女子ゴルフツアーオフィシャルイベントで日本ツアーを兼ねるスポニチ主催TOTOジャパンクラシックは5日から4日間、茨城・太平洋クラブ美野里Cで開催される。米ツアー本格参戦1年目の原英莉花(27=NIPPON EXPRESSホールディングス)は3日、18ホールを回る入念調整。年に1度の母国開催の舞台でも、気を緩めることなく臨戦態勢を継続。直近2大会を制した日本勢の波に乗り、勝ちにこだわる意気込みを見せた。
原の端的な言葉に、今の思いが詰まっていた。「勝てるゴルフがしたいです」。直近2大会は吉田優利、山下美夢有の優勝を祝福する立場。好調な日本勢の状況を問われると「勝ってます、強いね。私も勝ちたい!」と本音を口にした。
終盤戦で疲労も蓄積された中で、この日は18ホールを回った。試合経験もあるコースは特徴を熟知しているが「今年の状態でコースを見ること。コース、体と向き合うことを大事にしたい」と丁寧にラウンド。「思うような球筋が出ない」というティーショットやパットに修正点を見いだし「ポイントは押さえながら練習して、ミスのイメージが抜ければ」と前向きに語った。
ルーキーイヤーも残り3試合。4カ国転戦のアジアシリーズ最終戦でもある今大会は母国開催。毎週、目まぐるしく変わる試合環境を経験し「おうちに帰ると休みたい気持ちになっちゃう」。帰国後は自宅に「一瞬、荷造りで帰った」だけ。オフモードに入らない状況を自らつくり、緊張感を維持している。
今季はトップ10入り5度で、米ツアー年間ポイントランクは40位。ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)争いでもトップを独走中で「ゴルフ脳は上がっている」と実感するだけに、突き抜けた結果が欲しい。「残り試合が少ない。思うようなゴルフができていないので、どれだけ払拭できるか。最後に懸ける集中力を出したい」。2年ぶりに帰ってきた舞台で、成長を示す。
2026年11月04日 06時06分