大相撲九州場所(8日初日、福岡国際センター)で新十両の旭富士(24=伊勢ケ浜部屋)が3日、同部屋が宿舎とする福岡県太宰府市の太宰府天満宮から化粧まわしを贈呈された。
幸せを運ぶ鳥として知られる鷽(うそ)の「木鷽」が大きくデザインされ、天満宮を象徴する紅白の梅があしらわれている。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)とともに本殿での贈呈式に出席し「めちゃくちゃうれしい。格好いい。縁起が良いなと」と喜んだ。
鷽は、かつて本殿の造営中、境内に巣を作った蜂を追い払ったという伝承もある。毎年1月7日に木彫りの鷽を交換する「鷽かえ神事」が行われるなど縁起が良い鳥。宮司の西高辻信宏さんは「誠心を持って、幸せを運ぶような素晴らしい相撲を取ってほしい。(約4年半の)研修生時代から頑張っている姿を見ているので」と期待。早くも横綱昇進用の三つぞろいの化粧まわしも検討しているという。
1メートル87、152キロの恵まれた体格で、年6場所制となった1958年以降の初土俵では最速タイ(付け出しは除く)所要6場所のスピード昇進など“史上最強の新弟子”と呼ばれた逸材。「前に出る相撲を取って、ファンの皆さんが喜ぶようないい相撲を取れればいい」。関取として、九州の土俵を沸かせる。
2026年11月04日 06時03分