横綱・大の里(26=二所ノ関部屋)が3日、熊本県玉名市にある蓮華院誕生寺奥之院で奉納土俵入りを行った。毎年11月に同院の開創を記念する大祭の一環として行われ、これまでに師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)をはじめ歴代の横綱が参加。第75代横綱は参拝客1100人が見守る前で露払いに一山本、太刀持ちに高安を従えて雲竜型を披露した。
熊本県は7月28日に発生した熊本地震で大きな被害を受けた。相撲の四股は、邪気を払い大地を鎮める神事に由来するとされる。大の里も震災復興の思いを胸に力強い四股で大地を踏みしめ「土俵入りできて良かった。いい経験になりました」と振り返った。2場所連続、九州場所では初の優勝に向け調整も最後の追い込みに入った。「明日から、またしっかりやっていい状態で初日を迎えたい」と意欲を見せた。
2026年11月04日 06時02分