◇社会人野球日本選手権1回戦 東京ガス4―3三菱自動車倉敷オーシャンズ(2026年11月4日 京セラドーム)
1回戦3試合が行われ、東京ガスは三菱自動車倉敷オーシャンズを4―3のサヨナラ勝ちで下して2年連続の初戦突破を決めた。阪神からドラフト6位指名を受けた越川海翔捕手(24)が、二盗阻止など持ち味の強肩を発揮してチームを支えた。JR四国、日本通運も2回戦に進んだ。
運も強いし、肩も強い。東京ガス・越川が来季の虎の開幕舞台、京セラドームで強肩をアピールした。自ら命名した「越(こし)キャノン」が発動したのは5回1死一塁だった。二塁送球1・8秒前後の強肩で二盗を阻止した。
「(ドラフト)指名されてから初の試合。知名度も上がって、見られているという力みや緊張もあったけど、勝てて良かった」
攻守でサヨナラ勝利に貢献した。同点の9回に自らの野選も絡んで無死一、三塁のピンチを招いたが、バッテリーの連係でスクイズ阻止に成功。その裏に先頭打者で四球を選び、1死満塁にチャンスを拡大。4番・冨岡の中犠飛で初戦突破を決めた。
堺市出身で家族もスタンドに駆けつけていた。担当の平塚克洋スカウトも「持ち味は守備。ちょっと送球は高かったけど、刺せて良かった」と評価。13年の岩崎、20年の中野などドラフト6位は阪神の“出世枠”。「京セラで多く試合をして慣れておきたい」と越川もその流れに乗る決意だった。(鈴木 光)
▼三菱自動車倉敷オーシャンズ矢部佑歩監督 打線は打ってつないでいく、振っていくというところはできた。あとは攻撃のバリエーション。次は関東の強豪に勝ち切れるように冬、頑張っていけたら。
2026年11月05日 07時26分