米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は4日(日本時間5日)、今オフのフリーエージェント(FA)市場における両翼外野手のランキングを発表し、カブスからFAとなる鈴木誠也外野手(32)を1位に選出した。
契約規模については4年総額1億2500万ドル(約198億円)、または5年総額1億5000万ドル(約237.6億円)と予想。同誌は鈴木について「今年のFA市場で最も安定した打者かもしれない」と高く評価した。
4年連続で20本塁打以上、OPS.800以上、打撃指標wRC+123以上を記録した継続性に注目(wRC+は球場差などを補正した打撃の総合指標。平均は100)。今季は四球率を向上させ、守備面でも成長を示したと指摘している。市場価値を分析するため、過去に大型契約を結んだテオスカー・ヘルナンデス、カイル・シュワバー、カイル・タッカーらと比較。特に年齢と実績が近いシュワバーを最も適切な比較対象とした。過去4年間のwRC+は両者とも130で、打撃の安定性はほぼ互角。一方、鈴木は守備面で優位に立っている。
ヘルナンデスとの比較でも、鈴木は打撃と守備の両面で上回り、一段高い評価を受けるべきだと分析。タッカーには打撃成績やFA時の年齢で及ばないものの、鈴木の総合力を高く評価した。同誌は「鈴木が年平均3000万ドルの価値を持つ選手であることは明白だ」と結論づけ、4~5年の大型契約を獲得できると予測。さらに、今オフのFA市場には最上級の打者が少ないことから、予想を上回る契約を手にする可能性もあるとした。
メジャー5年間で積み上げた安定した打撃実績に加え、守備力の向上も評価された鈴木。32歳で迎える初のFA市場で、その価値がどこまで高まるか注目される。
2026年11月05日 08時05分