◇明治安田J1リーグ第14節 町田 0―0 広島(2026年11月8日 町田GIONスタジアム)
前節3位の町田と2位広島の上位対決は、0―0で引き分けた。後半、前日に初めて同時にオーストラリア代表に招集された広島FWクシニ・イェンギ(27)と、町田FWテテ・イェンギ(25)による兄弟初対決が実現した。
ともにベンチからのスタートで、後半14分に1メートル99の弟テテがまずピッチへ。そのわずか3分後、1メートル90の兄クシニが投入された。ともに最前線でプレーするため立ち位置は離れていたものの、同44分には町田のクロスに対し、空中戦で激しく競り合う場面も。ここではクシニがクリアに成功し、兄の貫禄を見せた。
W杯北中米大会ではクシニが故障もあり選外になった一方で、初招集から間もないテテがメンバーに抜てきされ、ピッチに立った。これまで所属チーム同士の対戦はあったものの、同時にピッチに立ったのは初めてだという。クシニは「自分は残念だったけど、弟が選ばれて誇らしかった。自宅で応援していたよ。きょう初めて同じピッチに立てて最高。これから代表で一緒にプレーできるのも素晴らしいこと」と感慨深げな様子。テテも「家族にとっていい思い出になった」と喜んだ。
J1の外国籍選手による兄弟対決としては14年3月、柏の兄MFレアンドロ・ドミンゲスと、徳島の弟FWクレイトン・ドミンゲスがともに先発フル出場で対戦した例がある。
2026年11月08日 19時41分