J1鹿島の鬼木達監督(52)が19日、非公開練習後に取材に応じた。チームは17日のホーム長崎戦で2―0完封勝利を挙げるなど、公式戦4連勝中。13日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)第2戦でも勝利するなど、上昇気流に乗る。鬼木監督は「ACLE前後が大事と思っていたので(日本に)帰ってきて満足することなく戦えた」と12月中旬まで続く連戦に向けて、好スタートを切ったチームに合格点を与える。
21日のアウェー京都戦に向け、同日はリカバリー中心のメニューをこなしながら、京都戦への対策を進めた模様。「軽めだが相手の攻守の特徴など、いろんな確認ができた。休めるときには休んで頭をスッキリさせることが大事。体を動かすのは頭だと思っている」と心身を万全の状態に整え、今季2度目の5連勝を目指す。
アピールを続けるDF津久井佳祐(22)には“金言”も授けた。津久井はリーグ戦とACLEと2戦連続でフル出場中だが「練習ではいいプレーできているが試合だと頭がいっぱいいっぱいになってしまう。(合格点が)100だとすると20。まだまだ足りないところだらけ。確実にスタメンになれるという自信はない」と自己評価は厳しめ。13日のACLEコンアン・ハノイ戦で初の海外遠征を経験も、直後の長崎戦では「前半は死ぬかと思った」と経験したことのない疲労との戦いもあり、本来のプレーができずに苦しんでいるという。
苦悩する若手DFに指揮官は「得意なプレーに立ち返ることも大事。自分が得意なプレーを多く出せる環境をつくりだして、苦手なものは人に任せる」と笑みを浮かべながら、心構えを説くと「佳祐は楽しむこと。楽しんでプレーしているときの彼が一番魅力的。どの選手にも言えることだが、考えるよりも感じたことを表現していくこと。そういう感覚でやってほしいな」とアドバイスを送り、さらなる成長を期待していた。
2026年10月20日 11時50分